パソコンのトラブル

高速スタートアップが有効になっている状態では、シャットダウン時にパソコンの構成をディスクに書き込みます。このため下記のケースで、起動しなくなる等の問題が生じることがあります。

• Windows8や10に対応していないUSBデバイスを接続指定している場合
• シャットダウン中にUSB接続デバイスの取り外しを行った場合
• 自作パソコン等で、メモリやグラボの構成を変更した場合
• BIOS、UEFIの設定変更を行った場合

Windows8以降では高速スタートアップが標準で有効になっているため、シャットダウンしたくてもスリープになるなど、電源管理が意図しない動作となる場合があります。これはWindows8以降の仕様になるため、Windows7からWindows10にアップグレードした際にトラブルを生じる原因となっていることもあります。

対処法

• スタートボタンから設定を開き、Windowsの設定の検索窓に「電源」と入力します。電源オプションを選択して「電源ボタンの動作の選択」をクリックし、シャットダウン設定からチェックを外します。その後、変更の保存を押します。

  高速スタートアップを有効にする（推奨）の「チェックが外せない」という場合には、同じ画面の「現在利用可能でない設定を変更します」をクリックしてください。

• 参考：
  「[Windows 10] 高速スタートアップを無効にする方法を教えてください。」（富士通）
  「Windows 8.1 - 高速スタートアップについて」（asus）